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アマリリス

アマリリス(ヒッペアストラム):ヒガンバナ科 学名:Hippeastrum

南アメリカに約70種が分布する球根植物
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属に分類
(昔は同科アマリリス属)
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2年目のアマリリス
今年は花が2輪しか付かなかったが、相変わらす気品に満ちてきれいな花を咲かせている。

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手入れ ポイント
花が枯れたら花茎を根元から切り落とします。花茎を付けたままにしておくとタネができて球根が消耗するので、できるだけ早めに切ってしまいましょう。花茎を切り取ったあとは葉が残りますが、この葉は翌年に花を咲かせるための栄養を貯えるのに非常に大切なので枯れたもの以外は切らないようにしましょう。アマリリスは葉が4枚育つごとに球根の内部で花芽が作られる性質があるので、生育期に葉を大切に育てましょう。

日当たり・置き場所
日当たりを非常に好みます。春~秋は日当たりの良い屋外やベランダで育てます。強い直射日光に当たると土が乾きすぎて根(球根)が乾燥して傷み、結果として生育が衰えることがあります。真夏だけは直射日光の当たらない半日陰で育てましょう。

冬の寒さには弱く10℃を切ると生長しなくなります。冬は室内に取り込んで良く日の当たる場所で育てた方がよいでしょう。庭植えにしているものは凍らせてしまうと完全に枯れてしまいますので秋に葉が枯れたら掘り上げて鉢に移し替えて育てるか、掘り上げた球根をバーミキュライトなどを入れた袋の中に入れて貯蔵します。貯蔵する場合も気温は5℃以上保てる場所が必要です。

在来種は寒さに比較的強いので庭植えも腐葉土などをかぶせておけば冬越しできますが、外来種は室内に取り込んだ方が無難です。

半日陰【はんひかげ】…直射日光は当たらないが比較的明るい場所。もしくは午前中は日がさし込むけれども昼以降は日陰になるような場所

水やり・肥料
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。秋以降は徐々に水やりの回数を減らしていきます。本来常緑性の植物ですが、日本では寒さで葉が枯れて休眠します。休眠に入った株は春に芽が出てくるまで水やりをストップします。葉が残った株はカラカラに乾かさない程度に少量の水やりをします。

肥料は生育期に充分与えて葉をたくさん出させて球根を太らせ、次の年に花がたくさん付くようにしましょう。植え付ける際にゆっくりと効く粒状の肥料を混ぜ込んでおき、花後に10日に1回の割合で液体肥料を与えます。肥料は秋まで続けます。


用土
水はけの良い土を好みます。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。庭植えはできるだけ水はけの良い過湿にならない場所を選んで植えましょう。

植え替え・植え付け
球根の植え付けは3月~4月に行います。鉢植えは球根の首が出るくらい(球根の高さの3分の1くらいが地上に出るように)の浅植えにします。直径6号(18cm)鉢に1球が目安です。植え付け後は葉っぱが出てくるまで水は与えません。
by pakira1388 | 2013-06-01 12:47 | アマリリス
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